小学生・中学生のお小遣いの平均は?わが家は「基本給+出来高制」【ルール表・記録表テンプレートつき】

子どものお金と節約

※この記事には広告を含みます。

お小遣い、いくらにする?どう渡す?

子どもが小学生になると、出てくるのがお小遣いの悩みです。

いくら渡せばいいのか。毎月決まった額にするか、お手伝いの分だけにするか。まわりの家はどうしているのか、気になりますよね。

わが家は、子どもが小学1年生のときからお小遣いを渡しています。いろいろ試して、今は会社の給料のような「基本給+出来高制」という、ちょっと変わった方法に落ち着きました。

「渡しっぱなしで、すぐ使い切ってしまう」と悩んでいませんか?

小学生・中学生のお小遣いの平均

まずは、よその家の平均です。金融広報中央委員会の「子どものくらしとお金に関する調査」によると、お小遣いの金額はこうなっています。

いちばん多い金額平均
小学校低学年
(月に1回もらう場合)
500円1,004円
小学校中学年
(月に1回もらう場合)
500円864円
小学校高学年
(月に1回もらう場合)
500円1,085円
中学生(1か月)1,000円2,536円
高校生(1か月)5,000円5,114円

(2015年度の調査。全国の小学生から高校生まで、約5万人が回答)

少し古い調査ですが、小学生から高校生までのお小遣いを全国で調べた公的な調査は、この2015年度が最後です。その後、2023年に高校1年生だけを対象にした調査があり、お小遣いの平均は月4,787円。2015年度とくらべて、金額に大きな変化はなかったそうです。

もらい方を見ると、小学校低学年では「ときどき」もらう子が57.3%でいちばん多く、毎月決まってもらう子は13.4%。高学年になると「月に1回」が45.0%でいちばん多くなります。

もう1つ、おもしろい数字があります。中学生に、お小遣いをもらうのに条件があるかを聞くと、こうでした。

  • 何の条件もない:74.2%
  • 家の仕事(お手伝い)をすること:14.9%
  • 良い成績をとること:5.8%

4人に3人は「条件なし」でもらっています。お手伝いや成績でお小遣いが変わる家は、少数派なんですね。

結論:毎月の「基本給」と、がんばった分の「出来高」を組み合わせる

わが家のやり方は、その少数派です。

  • 基本給:毎月決まってもらえる金額
  • 日当手当:毎日の「やること」ができた日にもらえる金額
  • 特別手当:テストや表彰など、たまにあるごほうび

この3つを足したものが、その月のお小遣いになります。

毎月決まった基本給をベースに、がんばった分だけ増やせる。子どものやる気を引き出したくて、この形にしました。

わが家の「基本給+出来高制」のルール

基本給:学年が上がると「昇給」

基本給は、学年に合わせて上げています。低学年のころは月300円や500円、今の小学校高学年は月800円です。

ルール表を新しくしたときには、「昇給しました。おめでとう!次のステップも頑張ろう!」と書いて渡しました。

中学生になると、基本給は「中間・期末テストの結果」で変わる仕組みにしました。5教科の合計点によって、次の月の基本給に最大3,000円の差がつきます。勉強へのやる気を出してほしくて、評価に入れています。

日当手当:毎日の「やること」で1日100円

毎日の「やること」を5つ決めて、できた日に日当がつきます。

項 目やること(例)
学習【必須】宿題は帰ったらすぐ。予定がある日も、夕ごはんまでに終わらせる
生活【必須】学校の配布物はその日に渡す。置きっぱなし・脱ぎっぱなしをしない。明日の準備は寝る前に
改善自分で直したいくせを1つ決める
お手伝い頼まれた家事を、ていねいにやる
習い事・部活サボらずに行く

日当の決まりは、学年で少し変えています。

  • 中学生:必須の2つを含めて3項目できたら1日100円。それより多くできたら、1項目ごとに50円を足す
  • 小学校高学年:必須の4つ(学習・生活・改善・お手伝い)ができたら1日100円。習い事に行けたら50円を足す

生活と改善は、「注意は1日2回まで。3回目でアウト」というルールです。

特別手当:テストの点数や表彰で

テストで良い点をとったときや、賞状をもらったときは、特別手当がつきます。

小学校高学年の場合は、こんな形です。

点数小テスト大きなテスト
70点以上―50円
80点以上50円100円
90点以上100円300円
100点300円500円

賞状やトロフィーをもらったときは500円です。中学生は、中間・期末テストで100点をとると1,000円、表彰も1,000円と、金額を大きくしています。

記録は「日報確認表」にシール。月末しめ、翌月1日払い

記録は、Excelで作った「日報確認表」です。子どもが毎日、できた項目に自分で丸いシールを貼っていきます。自己申告制です。

月末にしめて、翌月の1日に支払う……と決めているのですが、正直に書くと、集計と支払いは親の時間があるときになりがちで、土日になることが多いです。ちょっとグダグダですが、それでも続いています。

悪いことをしたら罰金、というルールは入れていません。

やってみて分かったこと

同じルールでも、月500円から3,000円まで差が出る

同じ仕組みでも、もらえる金額は子どもによってまったく違います。コツコツ毎日がんばれる子は、毎月3,000円くらい。苦手な子は500円〜1,000円で、ほとんどもらえない月もあります。

使い道も、子どもによってまったく違う

お小遣いは、その子が買いたいもの、やりたいことに使っています。コンビニのアイス、友だちと遊びに行くお金、ほしいゲームソフト。

小学生の子はおこづかいをコツコツ貯めて、Nintendo Switch 2を自分で買っていました。一方で、友だちと遊びに行くお金や、ゲームの課金、ゲームセンターの音楽ゲームに使うことが多い子もいます。

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スマホのゲームの課金は、お小遣いで買うプリペイドカードの範囲にしています。くわしくは、連載の小学生・中学生のスマホのルール5選で書きました。

「基本給+出来高制」テンプレート(無料)

わが家のルール表と日報確認表をもとに、どの家庭でも使えるテンプレートを作りました。項目や金額は、家族で話し合って書きかえてください。

  • ルール表:基本給・日当手当(やること5つ)・特別手当・しめ日と支払日を書きこむ表
  • 日報確認表:1か月分の記録表。できた項目に○やシールをつける

Excel版は、月の初日を入れると日付と曜日が並び、○をつけると日当が自動で計算されます。最後に、その月のお小遣いの合計が出ます。

まとめ

  • お小遣いの平均は、小学生が月1,000円前後、中学生が月2,500円くらい(2015年度の調査)
  • 中学生の4人に3人は「条件なし」でもらっている。お手伝いや成績で変わる家は少数派
  • わが家は「基本給+日当手当+特別手当」。がんばった分だけ増える
  • 学年が上がったら「昇給」して、ルール表を新しくする
  • 注意は1日2回まで。罰金はなし
  • 同じルールでも、もらえる金額や使い道は子どもによって大きく違う

まずは、上のテンプレートを印刷して、「毎日やること」を子どもと一緒に5つ決めてみてください。金額より先に、何をがんばるかを決めるのがおすすめです。

最終確認日:2026年10月24日 / 書いた人:ナッツ

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